今回でこの工事のブログは最後となります。担当は、工事責任者の辻です。
宮古市に来て3現場目(藤原地区→松月古田地区→松山IC)で、宮古市民になって3年がたちました。今回の工事では、平成27年9月から平成29年3月と、実に19ヶ月と比較的永い工事期間を必要とし、工事範囲も千徳から松山が主なエリアでしたが、宮古箱石工区の各箇所色々な形で手助けする事となり、片道49km離れた「立丸峠」等移動だけでも苦労したのを思い出します。道路部分の掘削作業から発生する残土も各箇所8箇所に有効活用する為に大型ダンプで運搬してきました。永い工事期間と広い工事範囲でしたが、無事故・無災害で完成した事は、本当にうれしい事でした。
一番の苦労は、やはり昨年平成28年8月30日に上陸した台風10号の復旧作業です。当時宮古市内で3現場稼働していた職員一丸となり、宮古箱石協議会メンバーの連携もあって国道106号の花原市崩壊区間(L=60m)を8月31日17時着手~9月2日19時片側交互通行で一般開放を行った事です。(昼夜交代)震災復興で道路工事に携わる中、まさかの台風災害復旧工事。恐らく今後も忘れる事は無いでしょう。
宮古盛岡横断道をはじめ、沿岸道路等これから各箇所工事が本格化します。どうぞ皆様におかれましては、これからも復興工事関連につきまして引き続きのご理解とご協力をお願いします。
最後に、今までブログを気に留めていただいた皆様、コメント等多数ありがとうございました。この工事を担当した3名(辻、福田、犬塚)はそれぞれ新天地に配属となります。私は、引き続き宮古市田老の方で復興工事に携わりますので、新しい現場のブログへのコメント等お願いします。